しほこの暮らし

40代 不妊治療と日々の生活のあれこれを綴っています。

キラキラしたものが見える病気「閃輝暗点(せんきあんてん)」とは?

最近、会社の同僚が「閃輝暗点」を経験したと言っていました。

ずっとパソコンを使っていたら、突然、左の目の前の画面上に、

キラキラ光るイナズマのようなものが走って、しばらくパソコン画面が

見えにくくて、仕事ができなかったらしいです。

その症状が何かと思い、ネットで調べたところ、「閃輝暗点」に

当てはまったと言うのです。

私も過去に、目の前がキラキラして、視界がぼやけてしまったことが

ありますが、それが「閃輝暗点」だったかどうかは分かりません。

 

「閃輝暗点」とは?

閃き、輝き、暗い、点、と書いて、「閃輝暗点(せんきあんてん)」です。視界に突然、ギラギラ、ギザギザした光が現れてその部分が見えなくなるという症状があります。この症状を閃輝暗点といいます。初めてこの症状を経験された方は突然見え方がおかしくなったと感じ、驚いて眼科を訪れます。しかし、通常15~30分、長くて1時間位で症状はおさまるので眼科を受診するころにはこの症状はなくなっています。片頭痛のある人の「頭痛の前兆」として閃輝暗点がみられることが多く、典型的には、その後に頭痛が出ますが、頭痛を伴わない方もいるようです。症状自体は、脳の見る機能に関係した部分の血管が一時的にけいれんをおこして、血流が悪くなっておこるとされていて、目の異常もみられません。つまり、閃輝暗点は目の異常ではなく脳の症状なのです。芥川龍之介の「歯車」という作品の中に、この症状の描写が出てくることが有名です。芥川龍之介は、閃輝暗点を半透明な歯車が徐々に増えていって視野を塞ぐと、表現しています。また、その後に頭痛があることも書いています。文豪にもこのような悩みがあったのですね。脳の見る機能に関係した部分の血流が一時的に悪くなるメカニズムですが、ストレスなどによる緊張によって血管が収縮してしまうのがはじまりです。また、気圧の変化でこの変化が起こることもあるようで季節の変わり目などに症状が出るという方もいます。血管が縮んで脳の一部分、特に物を見るために使う部分の血流量が低下して酸素不足になると、一時的な機能異常が生じて、ギラギラした光が現れてその部分が見えなくなるという症状がでるのです。その後におこってくる頭痛は、収縮した血管が拡張するために起こります。ですから閃輝暗点の症状が治まってから30分から1時間で頭痛になります。閃輝暗点の後に頭痛がくるのがわかっている場合はあらかじめ内服薬などの処方を受けていればそれを服用して下さい。手元にお薬がない場合は冷やすことで血管の急激な拡張を抑えられて痛みが和らぎます。また、コーヒーなどでカフェインを摂取することで痛みが和らぐことも知られています。カフェインには、脳血管収縮作用があるので閃輝暗点後の頭痛には効果があるのです。

引用:院長コラム【眼と健康のおはなし】:いしかわ眼科

閃輝暗点の見え方例

閃輝暗点          

引用:眼の疾病について 閃輝暗点 | 横浜/眼科/白内障/花粉症/コンタクトレンズ/ | スカイビル眼科

 

閃輝暗点は、目の異常ではなく脳の症状とのこと😳

ストレスなどによる緊張によって血管が収縮してしまうことが始まり

とのことなので、ストレスや疲れ過ぎに注意して、

今後、もし「閃輝暗点」が起こった時には、一旦席を離れて、

コーヒーを飲んで、落ち着くようにしたいと思います。