彼の九州帰省は、お金がかからない。
彼は戸籍謄本を取るため、先週の金曜日から日曜日まで実家に帰っていました。
未婚で不妊治療(体外・顕微受精)をするには、お互いに結婚している相手が
いない事を確かめるために戸籍謄本の提出が必要です。
体外受精はこれまで夫婦に限定されていました
体外受精で戸籍謄本の提出が必要となるのは、日本産科婦人科学会が定める倫理指針で、結婚している夫婦に限定することが望ましいとされていたからです。
その後、見直しが行われ、平成18年に「婚姻」という表現は残されたままで、夫婦である証明書類の提出については削除されました。この改正では、体外受精は夫婦に対して行われるもので婚姻関係を明らかにしない経緯があったこと、体外受精の現場で法律の意味である婚姻の確認を行うことは困難なこと、患者さんのプライバシーに踏み込む恐れがあることなどが配慮されました。
現在の不妊治療の現場では、婚姻の確認を行わない医療機関も増えていています。
夫婦の多様性がみられており、婚姻を伴わず事実婚であるカップルも増えているからです。
これらのことを考慮したうえで、書類の提出を削除しても、適切に体外受精が行われると判断されました。日本産科婦人科学会における見解では、現在戸籍謄本の提出は必要がないことになります。
それに合わせて、夫婦であれば戸籍謄本が不要なところもあります。
平成18年に、未婚であっても体外受精ができるようになりました。
それでも、まだまだ未婚で体外受精を受けられるクリニックは少ないですが、
14年前であれば、未婚で体外受精を受けられなかった事を考えると、
今の状況を、本当に運が良かったと感謝しています。
彼の実家は九州なのですが、結構頻繁に気軽に帰ることができています。
というのも、彼の妹は、ANAでキャビンアテンダントをしていて、
ANAの場合、両親だけでなく兄弟姉妹まで国内の航空券代が無料になります。
もちろん、チケットの枚数は限られているようですし、GW等大型連休の混み合う
時期はチケットを取ることはできません。
基本は、空席待ちをすることになるので、待ち時間が長い時は大変そうですが、
往復で4万円等かかる費用が無料になることを考えると本当に羨ましいです。
ご両親はよく北海道旅行とかに行っていますし、親孝行な福利厚生ですね。
2年程前に、彼の妹がANAを辞めると言ったことがあって、その時は、家族総出で
反対してました笑。
ご両親にしても彼にしても、無料チケットがなくなってなるものかって感じですよね。
幸い妹さんも一時の気の迷いだったようで、今は落ち着いて仕事をしているようです。
※JALの場合は、第一親等だけの対応とのことです。
(一親等:父母、配偶者の父母、子、配偶者の子)
ちなみに、ANAは、2020年の就職したい企業ランキングで1位です。
ここまで人気があることには驚きです。
2万人の就活生が選んだ「就職人気ランキング」
ANAが3年連続1位、メガバンク離れが加速